合鍵の数と保管場所

一家の中で同じ鍵を使う人間が多くなってくるほど、合鍵の数はどんどんと増えてきてしまいます。合鍵を作ること自体はそれほど問題ではありませんが、それが増えてくるとそれだけ保管場所に困ってしまうケースが多くなるものです。では、合鍵の数がどれだけ増えると、どのような保管場所を用意するべきなのか、その点について言及させていただきます。

まず、合鍵の数が9つ以下の場合。これくらいの数であれば、合鍵の保管場所は一箇所でも構いません。それは個数的にも目視で管理ができるためです。そのため、家族で一つの場所に決めて、そこに合鍵を置くように決めるというルールを作ればいいと言えるでしょう。

さて、問題は合鍵の数が10個以上になってくる時からです。10個以上になると、目で確認することはできませんので同じ保管場所にしてもいつの間にか紛失をしている可能性が高くなります。紛失をしていた場合、それに気がつくのが早ければいいですが、その紛失したことに長期間気がつかなかった場合はかなり危険です。その紛失している鍵を誰か第三者が持っており、それを悪意を持って使用するケースが考えられるからです。このような事態が起こらないようにするためにも、保管場所はいくつかに分散しておくことが大切になってくるでしょう。

ではどのような場所に分散して保管しておくかというと、まず考えられるのは合鍵を家族それぞれが自分の部屋で管理をするということ。これであれば確実に鍵を紛失するリスクを少なくできますので、合鍵が増えてきても安心してそれを保管することが可能です。

このほかにも、あまりお勧めできる方法ではありませんが、自宅のポストに入れておくとか玄関前の植木鉢の下に置いておくことなども考えられます。これはそれぞれの家庭の裁量に合わせて決めればいいでしょう。このように合鍵はその数に合わせて保管場所を増やせば、それだけ安心して管理することが可能です。